胆膵グループの研究

胆道腫瘍の病態解明を目的とした遺伝子解析研究 (1523)

研究課題名 胆道腫瘍の病態解明を目的とした遺伝子解析研究 (1523)
主任研究者 榎本 信幸
研究の目的と意義  本研究は「肝胆膵消化管腫瘍の診断精度向上および治療効果予測を目的とした遺伝子探索研究 (本学倫理委員会受付番号921)」および「消化器疾患の経過を決める臨床因子の研究(本学倫理委員会受付番号1326)」において同意をいただいた患者様のなかで、膵癌または膵管内乳頭粘液性腫瘍の病気であった方を対象とさせていただき、予後不良な膵癌の病態解明、治療効果予測法の開発を目的としています。
研究内容 【診療情報の取得方法・試料の採取方法】
診療をさせていただく過程で得られる研究協力者の皆様の通常の診療記録(カルテ)、血液検査、画像検査、内鏡検査の結果などの診療情報を再利用させていただきます。またこれまでに通常の診療 (内視鏡的穿刺吸引細胞診検査、内視鏡的逆行性膵管胆管造影検査および胆道腫瘍切除術) において既に採取・保存されている試料(切除組織、生検組織、胆汁、血液など)や診療情報に関しても再利用させて頂きます。
【解析方法】
診療記録(カルテ)、血液検査、画像検査、内視鏡検査や診療時に採取した試料(血液、体液、組織、細胞など)を用いて行う検査などの情報と病気の治療経過との関連を調べます。試料からは、試料をそのままで、あるいはたんぱく質や遺伝子を取り出し、病気との関連について調べます。また遺伝子の“変異”については、病気に関連して生じる病変部の遺伝子変異(体細胞変異)。
【対象】
山梨大学第一内科(消化器内科)、あるいは関連施設において診療された患者さんのなかで胆道腫瘍と診断された方を対象としています。
【医学上の貢献】
本研究により被験者となった患者さんが直接受けることができる利益はありませんが、将来研究成果は、より患者さんへの負担の少ない治療の一助になり、多くの患者さんの治療と生活の質の向上に貢献できる可能性が高いと考えます。
【個人情報の管理】
本研究は山梨大学倫理委員会承認の下実施し、患者様のプライバシーが侵害されないよう、本大学倫理委員会の規程に基づき、匿名化した状態で登録を行います。解析結果は関連する学会や学術論文で発表致します(被験者を特定できる情報は使用しません)。
問い合わせ先 本研究に対する質問や研究参加の撤回をご希望される場合は、以下へご連絡ください。
【担当医師】
氏名 高野 伸一
職名 山梨大学医学部附属病院消化器内科(第1内科) 講師
住所 山梨県中央市下河東1110
電話 055-273-9584(9:00~17:00)
FAX 055-273-6748

膵癌および膵管内乳頭粘液性腫瘍の病態解明を目的とした遺伝子解析研究 (1393)

研究課題名 膵癌および膵管内乳頭粘液性腫瘍の病態解明を目的とした遺伝子解析研究 (1393)
研究責任者 榎本 信幸
主任研究者 高野 伸一
研究期間 研究機関長の許可日~H30年3月31日
研究の目的と意義 本研究は「肝胆膵消化管腫瘍の診断精度向上および治療効果予測を目的とした遺伝子探索研究 (本学倫理委員会受付番号921)」および「消化器疾患の経過を決める臨床因子の研究(本学倫理委員会受付番号1326)」において同意をいただいた患者様のなかで、膵癌または膵管内乳頭粘液性腫瘍の病気であった方を対象とさせていただき、予後不良な膵癌の病態解明、治療効果予測法の開発を目的としています。
研究内容 【診療情報の取得方法・試料の採取方法】
診療をさせていただく過程で得られる研究協力者の皆様の通常の診療記録(カルテ)、血液検査、画像検査、内鏡検査の結果などの診療情報を再利用させていただきます。またこれまでに通常の診療 (内視鏡的穿刺吸引細胞診検査、内視鏡的逆行性膵管胆管造影検査および膵腫瘍切除術) において既に採取・保存されている試料(切除組織、生検組織、膵液、血液など)や診療情報に関しても再利用させて頂きます。
【解析方法】
診療記録(カルテ)、血液検査、画像検査、内視鏡検査や診療時に採取した試料(血液、体液、組織、細胞など)を用いて行う検査などの情報と病気の治療経過との関連を調べます。試料からは、試料をそのままで、あるいはたんぱく質や遺伝子を取り出し、病気との関連について調べます。また遺伝子の“変異”については、病気に関連して生じる病変部の遺伝子変異(体細胞変異)。
【対象】
山梨大学第一内科(消化器内科)、あるいは関連施設において診療された患者さんのなかで膵神経内分泌腫瘍と診断された方を対象としています。
【医学上の貢献】
本研究により被験者となった患者さんが直接受けることができる利益はありませんが、将来研究成果は、より患者さんへの負担の少ない治療の一助になり、多くの患者さんの治療と生活の質の向上に貢献できる可能性が高いと考えます。
【個人情報の管理】
本研究は山梨大学倫理委員会承認の下実施し、患者様のプライバシーが侵害されないよう、本大学倫理委員会の規程に基づき、匿名化した状態で登録を行います。解析結果は関連する学会や学術論文で発表致します(被験者を特定できる情報は使用しません)。
問い合わせ先 本研究に対する質問や研究参加の撤回をご希望される場合は、以下へご連絡ください。
【担当医師】 
氏名 高野 伸一
職名 山梨大学医学部附属病院消化器内科(第1内科) 助教
住所 山梨県中央市下河東1110
電話 055-273-9584(9:00〜17:00)
FAX 055-273-6748

内視鏡的膵管処置における先端Small J形状ガイドワイヤーの安全性および有用性の検討

受付番号 山梨大学医学部倫理委員会
研究課題名 内視鏡的膵管処置における先端Small J形状ガイドワイヤーの安全性および有用性の検討
研究責任者 榎本 信幸
主任研究者 廣瀬 純穂
研究期間 2009年 4月 1日~2016年 9月 30日(解析期間:2020年3月31日まで)
研究の目的と意義  内視鏡的逆行性胆管膵管造影関連手技(ERCP)は、胆・膵疾患またはその疑いがある患者様に対し診断や治療目的に広く行われております。非常に精度の高い診断や低侵襲な加療が可能ですが、手技が難しく、急性膵炎等の合併症が多い事も知られております。特に、膵管内へガイドワイヤーを挿入する必要のある処置は、胆管内の処置以上に難しく、合併症の頻度が多い事が知られております。近年、先端が小さなJ型をしたガイドワイヤーが開発され、ERCPに使用可能となりました。このガイドワイヤーの使用で、膵管に負担をかけない挿入が期待され、膵管処置の成功率向上や急性膵炎をはじめとした合併症を予防できる可能性があると考えられます。
研究内容 【対象となる患者様】
当院消化器内科で膵疾患や胆道疾患またはその疑いがあり、診断や治療目的にERCPを行い、膵管内へのガイドワイヤーを挿入した患者様です。
【方法】
膵管内処置としてSmall J形状のガイドワイヤーを使用した患者様と、他のガイドワイヤーを使用した患者様の治療成績や合併症の頻度の解析を行います。この研究に必要な臨床情報は、患者様の診療録から取り出しますので、患者様にあらためてお願いすることはありません。
【利用する臨床情報】
臨床所見、血液検査所見、画像検査所見(内視鏡検査、エコー、レントゲン、CT、MRI)
【備考】
研究データは匿名化して個人が特定できない状態で解析します。この臨床研究から得られた結果が、学会や医学雑誌などで公開されることがあります。その場合にも個人情報が外部に漏れることは一切ありません。本研究は山梨大学倫理委員会承認の下実施しますが、患者様は本研究へのご参加を拒否する権利もございます。対象者となる事を希望されない患者様は下記連絡先までご連絡ください。
問い合わせ先 【担当医師】
氏名 前川 伸哉
職名 山梨大学医学部附属病院消化器内科(第1内科) 講師
住所 山梨県中央市下河東1110
電話 055-273-9584(医局事務室)
FAX 055-273-6748

総胆管結石の内視鏡的治療におけるオフセットバルーンカテーテルの有用性の検討

受付番号 山梨大学医学部倫理委員会 1314 (2015/5/22承認)
研究課題名 総胆管結石の内視鏡的治療におけるオフセットバルーンカテーテルの有用性の検討
研究責任者 榎本 信幸
主任研究者 進藤 浩子
研究期間 平成27年6月1日〜平成30年3月30日
研究の目的と意義 内視鏡的胆管結石治療は乳頭処置および機械式砕石具、結石除去用のバルーンカテーテル、バスケットカテーテルなどのデバイスを状況に応じて使い分けることにより、結石除去成功率85-97%と良好な成績が報告されています。しかし、デバイスの使用数や処置回数が多くなるとコストがかかること、合併症のリスクが高まることが問題点であり、できるだけ少ないデバイスで安全に治療完遂できることが望ましいと考えられます。
従来用いられているバルーンカテーテルはカテーテルがバルーンの中心に位置しており、拡張した胆管のデットスペースに陥頓している結石の除去が困難でした。オフセットバルーンカテーテルはカテーテルがバルーンの端に位置するユニークな形状でより効率的な結石除去ができると期待される新しいバルーンカテーテルです。本研究ではオフセットバルーンカテーテルの有効性と安全性を、従来型のバルーンカテーテルと比較検討します。
研究内容 【対象】 
当院と市立甲府病院で上記研究期間内に内視鏡的総胆管結石除去術を受けられる患者さんで研究参加に同意いただいた方。
【方法】通常行っている内視鏡的総胆管結石除去治療の手技の中でバルーンカテーテルを用いる際に従来型のバルーンカテーテルかオフセットバルーンカテーテルかどちらかのバルーンにランダムに割り付け、バルーン採石に要する時間、バルーン採石の成功率、偶発症の発生率、重症度を評価します。
【利用する臨床情報】
臨床所見, 血液検査所見, 画像検査所見(エコー、内視鏡検査、CT, MRI)
【備考】研究データは匿名化して個人が特定できない状態で解析します。この臨床研究から得られた結果が、学会や医学雑誌などで公表されることがあります。その場合にも、あなたのお名前など個人情報に関することが外部に漏れることは一切ありません。本研究は山梨大学倫理委員会承認の下実施しますが、患者様は本研究へのご参加を拒否する権利もございます。
問い合わせ先 【担当医師】
氏名 進藤 浩子
職名 山梨大学医学部附属病院消化器内科(第1内科) 助教
住所 山梨県中央市下河東1110
電話 055-273-9584(医局事務室)
FAX 055-273-6748

内視鏡的十二指腸ステントの有用性の検討(多施設共同試験)

受付番号 山梨大学医学部倫理委員会 1163 (2014/2/12承認)
研究課題名 内視鏡的十二指腸ステントの有用性の検討(多施設共同試験)
研究責任者 榎本 信幸
主任研究者 深澤 光晴
研究期間 平成22年1月〜平成25年12月
研究の目的と意義 悪性胃・十二指腸狭窄は、進行胃癌や膵胆道癌にしばしばみられる合併症であり、通貨障害や繰り返す嘔吐により、著しい生活の質(QOL)の低下をきたします。従来、胃・十二指腸狭窄に対してはバイパス術が一般的に行われてきましたが、手術は体への負担が大きく、より低侵襲な緩和的治療が望まれてきました。2010年に十二指腸ステントが保険収載され、治療手技の簡便性や低侵襲性から緩和治療として普及してきています。
研究内容 【対象】
内視鏡的十二指腸ステントの有用性を明らかにするために、2010年1月より2013年12月までに当院および共同研究施設で施行した内視鏡的十二指腸ステント術の治療成績の解析を行います。この研究を行うことで患者さんに日常診療以外の余分な負担が生じることはありません。患者様は本研究へのご参加を拒否する権利もございます。対象者となることを希望されない患者様は下記連絡先までご連絡ください。
【医学上の貢献】
本研究により被験者となった患者さんが直接受けることができる利益はありませんが、将来研究成果は、より患者さんへの負担の少ない治療の一助になり、多くの患者さんの治療と生活の質の向上に貢献できる可能性が高いと考えます。
【個人情報の管理】
本研究は山梨大学倫理委員会承認の下実施し、患者様のプライバシーが侵害されないよう、本大学倫理委員会の規程に基づき、匿名化した状態で登録を行います。解析結果は関連する学会や学術論文で発表致します(被験者を特定できる情報は使用しません)。
問い合わせ先 【担当医師】
氏名 深澤 光晴
職名 山梨大学医学部附属病院消化器内科(第1内科) 講師
住所 山梨県中央市下河東1110
電話 055-273-9584(医局事務室)
FAX 055-273-6748

総胆管結石の内視鏡的治療におけるオフセットバルーンカテーテルの有用性の検討

受付番号 山梨大学医学部倫理委員会 722 (2010年9月14日承認)
研究課題名 胆膵疾患、消化管粘膜下腫瘍における造影超音波診断
研究責任者 榎本 信幸
主任研究者 深澤 光晴
研究対象期間 2010年9月〜2015年10月(解析期間:2018年3月まで)
研究の目的と意義 造影超音波法が開発され、超音波観察下に血流情報の評価が可能となりました。超音波造影剤ソナゾイドの保険収載されている効能は「超音波検査における肝腫瘤病変の造影」ですが、近年は肝腫瘤以外の病変に対しても有用性が報告され、膵病変、胆道病変など肝腫瘤以外の診断への応用が期待されています。本研究では、胆膵疾患、消化管粘膜下腫瘍に対する造影超音波内視鏡検査の有用性を明らかにすることを目的とします。
研究内容 【対象となる患者様】
胆膵疾患、消化管粘膜下腫瘍と診断され、「胆膵疾患、消化管粘膜下腫瘍における造影超音波診断」もしくは関連研究である「膵腫瘍性病変診断における造影ハーモニック超音波内視鏡検査の有用性を検討する多施設共同研究」への参加に同意頂いた患者様。患者様は本研究へのご参加を拒否する権利もございます。対象者となることを希望されない患者様は下記連絡先までご連絡ください。
【方法】
超音波検査室もしくは内視鏡室で、造影超音波(内視鏡)検査を行います。通常の超音波(内視鏡)検査を行った後、超音波造影剤を静脈内に注射し、生理食塩水で5ml程度後押します。超音波画像で造影剤による血流信号を経時的に観察します。造影検査にかかる時間はおよそ5~10分間です。この検査結果と他の画像検査の結果、手術や生検で得られた病理結果、治療後経過を検証します。手術もしくは生検は、臨床上必要と認められた場合にのみに行います。
【利用する臨床情報】
臨床所見, 血液検査所見, 画像検査所見(エコー、内視鏡検査、CT, MRI),病理検査所見(生検、細胞診検査、切除組織の病理診断)、治療後の経過
【医学上の貢献】
本研究により被験者となった患者さんが直接受けることができる利益はありませんが、将来研究成果は、より診断能の高い検査法の開発の一助になり、多くの患者さんの診断および治療方針決定に貢献できる可能性が高いと考えます。
【個人情報の管理】
研究データは匿名化して個人が特定できない状態で解析します。この臨床研究から得られた結果が、学会や医学雑誌などで公表されることがあります。その場合にも、あなたのお名前など個人情報に関することが外部に漏れることは一切ありません。本研究は山梨大学倫理委員会承認の下実施します。
問い合わせ先 【担当医師】
氏名 深澤 光晴
職名 山梨大学医学部附属病院消化器内科(第1内科) 講師
住所 山梨県中央市下河東1110
電話 055-273-9584(医局事務室)
FAX 055-273-6748

膵神経内分泌腫瘍における治療効果予測を目的とした遺伝子解析研究 (1392)

研究課題名 膵神経内分泌腫瘍における治療効果予測を目的とした遺伝子解析研究 (1392)
研究責任者 榎本 信幸
主任研究者 高野 伸一
研究期間 研究機関長の許可日~H30年3月31日
研究の目的と意義 本研究は「肝胆膵消化管腫瘍の診断精度向上および治療効果予測を目的とした遺伝子探索研究 (受付番号921)」および「消化器疾患の経過を決める臨床因子の研究(本学倫理委員会受付番号1326)」において同意をいただいた患者様のなかで、膵神経内分泌腫瘍の病気であった方を対象として、遺伝子解析を用いた分子標的薬の治療効果予測法の開発を目的としています。
研究内容 【診療情報の取得方法・試料の採取方法】
診療をさせていただく過程で得られる研究協力者の皆様の通常の診療記録(カルテ)、血液検査、画像検査、内鏡検査の結果などの診療情報を再利用させていただきます。またこれまでに通常の診療 (内視鏡的穿刺吸引細胞診検査および膵腫瘍切除術) において既に採取・保存されている試料や診療情報に関しても再利用させて頂きます。 
【解析方法】
 診療記録(カルテ)、血液検査、画像検査、内視鏡検査や診療時に採取した試料(血液、体液、組織、細胞など)を用いて行う検査などの情報と病気の治療経過との関連を調べます。試料からは、試料をそのままで、あるいはたんぱく質や遺伝子を取り出し、病気との関連について調べます。また遺伝子の“変異”については、病気に関連して生じる病変部の遺伝子変異(体細胞変異)。
【対象】
山梨大学第一内科(消化器内科)、あるいは関連施設において診療された患者さんのなかで膵神経内分泌腫瘍(膵内分泌腫瘍)と診断された方を対象としています。
【医学上の貢献】
本研究により被験者となった患者さんが直接受けることができる利益はありませんが、将来研究成果は、より患者さんへの負担の少ない治療の一助になり、多くの患者さんの治療と生活の質の向上に貢献できる可能性が高いと考えます。
【個人情報の管理】
本研究は山梨大学倫理委員会承認の下実施し、患者様のプライバシーが侵害されないよう、本大学倫理委員会の規程に基づき、匿名化した状態で登録を行います。解析結果は関連する学会や学術論文で発表致します(被験者を特定できる情報は使用しません)。
問い合わせ先 本研究に対する質問や研究参加の撤回をご希望される場合は、以下へご連絡ください。
【担当医師】 
氏名 高野 伸一
職名 山梨大学医学部附属病院消化器内科(第1内科) 助教
住所 山梨県中央市下河東1110
電話 055-273-9584(平日 9:00〜17:00)
FAX 055-273-6748

切除不能悪性中下部胆道狭窄に対する胆道ステンティング–Uncovered, partially covered, fully coveredの選択

受付番号 山梨大学医学部倫理委員会 1301 (2015/2/10承認)
研究課題名 切除不能悪性中下部胆道狭窄に対する胆道ステンティング –Uncovered, partially covered, fully coveredの選択
研究責任者 榎本 信幸
主任研究者 深澤 光晴
研究期間 平成27年2月10日〜平成28年3月31日
研究の目的と意義 肝胆膵領域に生じる悪性腫瘍、胆管結石、炎症や術後の胆道狭窄といった胆道閉塞をきたしうる疾患は閉塞性黄疸や化膿性胆管炎を引き起こします。このために入院加療を要したり、時として致命となったり、化学療法中の患者さんであれば治療中断が避けられず、生活の質(QOL)の低下をきたします。胆道閉塞の解除の手段として内視鏡的胆道ステント留置術が普及していますが、留置するステントの種類や留置部位、留置方法は多様でそれらの選択基準を模索するため様々な検討がなされています。
研究内容 胆道ステント留置を受けた患者さんを対象に、当科でもステント留置後の治療成績の解析を行います。
この研究では胆道ステント留置を受けた患者さんの診療経過から、どのようなステントやどのような留置方法が有効であるかを検討します。研究対象となった患者さんは研究のために日常診療以外の検査などの負担を負うことはなく、既存の診療記録にあるデータを集計し解析に使用します。データの使用に際し患者さんの個人情報が特定されないよう匿名化を行います。
本研究は山梨大学倫理委員会承認の下実施します。対象となる患者さんに対しては本サイト上でその旨を公示し、患者さんは本研究へのご参加を拒否する権利もございます。対象者となることを希望されない患者さんは下記連絡先までご連絡ください。
解析結果は関連する学会や学術論文で発表致します(被験者を特定できる情報は使用しません)。
問い合わせ先 【担当医師】
氏名 横田 雄大
職名 山梨大学医学部附属病院消化器内科(第1内科) 助教
住所 山梨県中央市下河東1110
電話 055-273-9584(医局事務室)
FAX 055-273-6748